でも、南北に長い日本列島にはGWに見頃となる桜の名所もあるみたいです。
弘前公園(青森)
古城の白壁と老松の緑に映えるピンクの花びら
高松公園(岩手)
湖に映る千本桜と岩手山
展勝地公園(岩手)
北上川河畔に樹齢80年を超える桜の並木
真人公園(秋田)
りんご畑に囲まれた桜の名所
桧木内川堤の桜並木(秋田)
一段低い河川敷から、約2kmにわたる桜並木を一望
今頃、高速道路はどこへ向かっても大渋滞でしょうね。
今年も綺麗な写真を観ながら、パソコンでお花見です。
http://www.mapple.net/sp_sakura/
桜の木の下には死体が埋まっている…by梶井基次郎。
自らの心の中を洗練された詩的文章であらわした小説家。
東大中退。昭和7年、31歳の若さで結核のため亡くなる。
春になると桜開花の知らせに胸躍らせますが、最高潮の時には春の雨嵐に遭遇して、世間並みに『花見』を楽しんだことがありません。
私の場合は野外でバカ騒ぎするよりも、綺麗なお姉ちゃんの花びらを味わう方が好きですけどね。
桜の名所で夜毎の宴会が繰り広げられ、老いも若きもが酔い痴れる様子を眺めていると日本の平和をシミジミ実感します。
暑くもなく寒くもなく露出プレイに最適な季節となりました。
桜の木の下にはお尻プリプリ女が転がっているかも?
綺麗な花には棘がある…昔からのことわざです。
<今夜のためになるお話>
☆薫風
病室に2人の末期ガンの患者が入院していた。
一人は窓側のベッド、もう一人はドア側のベッド。
2人とも寝たきりの状態だったが、窓際のベッドの男はドア側のベッドの男に窓の外の様子を話してあげていた。
「今日は雲一つない青空だ」
「桜の花が咲いたよ」
「ツバメが巣を作っているね」
そんな会話のおかげで、死を間近に控えながらも2人は穏やかに過ごしていた。
ある晩、窓際のベッドの男の様態が急変した。
自分でナースコールも出来ないようだ。
ドア側の男はナースコールに手を伸ばした。
…が、直前になってボタンを押す手をとめた。
そして、ドア側の男は思った。
『あいつが死んだら、自分が窓からの景色を直接見れる』
『どうせお互い先のない命なのだから、少しでも安らかな時をすごしたい』
ドア側のベッドの男は眠っているふりをする事にした。
やがて窓側のベッドの男は息絶えた。
翌日、ドア側のベッドの男はいよいよ窓側のベッドへ移ることになった。
男は看護婦に抱きかかえられてカーテンのそばに横になる。
優しく頬を撫でる爽やかな5月の風。
期待に胸が打ち震えた。
窓から見える外の景色こそが彼の求めているものだった。
そこから見えたもの…。
カーテンの向こうは…。
薄汚れたコンクリートの壁だった。

